フットニスタ、清澤の
「しあわせな、あし」 日記

2024/11/13

しゃれな靴も我慢しない!つらい部分にあわせて選べる“インサート”

みなさま、ごきげんよう。 
素敵なフットライフをお過ごしでしょうか。

ときに、みなさま。秋はおしゃれの季節です。
考えただけでもワクワクしませんか?
服はレイヤードを楽しむことができますし、靴も素材や形が選び放題!
それが秋の醍醐味ですね。

しかし、おしゃれな靴は靴ズレや足の痛みが心配という方も多いかと思います。
今回は、おしゃれな靴も快適に履きこなすインサートをご紹介していきましょう。しばしお付き合いを。

1:靴ズレ、足の痛みが起こりやすい靴の形とは?


靴ズレや足の痛みの主な原因は靴が合わないことです。
しかし、サイズは合っているのになぜか足がつらい・・・そんなことはありませんか?
その場合は靴の形が合っていない可能性があります。
例えば、以下のような靴は靴ズレや痛みが出やすいです。
・ヒールが高い
・甲の部分が浅い
・かかと部分が浅い
・ソールが薄い
・ソールのアーチが浅い
このような形の靴は、靴の中で足が安定しにくく、ピンポイントで痛みが出てしまいます。
心当たりのある方はぜひ「インサート」を活用してみましょう。

2:インサートとは?

さて、「インサート」をみなさまご存じでしょうか?
インソールは知っているけど、インサート?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
もともとは靴の中に挿入するプラスチック製の装具です。主に、足全体や足裏のアーチ部分を支えるためのものです。
しかし、近頃はもっと広い役割を持たせ「部分用インソール」として支持されています。さらに、素材もいろいろです。
プラスチック製ばかりではなく、クッション性のある素材も広く使われています。
これにより、衝撃の吸収、強く当たる部分の痛みをやわらげたり、靴と足の摩擦も防ぐことができ、より多機能に、よりピンポイントのケアができるようになっています。

3:つらい部分に合わせて選べる!インサートの選び方・活用法

では、実際にどのようなインサートがあるのかをご紹介します。ご自身の今の足の具合、お持ちの靴を想像しながら読み進めてみてくださいませ。

【Dr.schollのおすすめインサート】

◆つま先が痛い!

*パーティーフィート ジェルハーフ・インソール ウルトラスリム(画像左)
*パーティーフィート 前すべりストッパー(画像右)
つま先部分に合わせて使用するインサートです。
クッション性があり、足の滑りも抑えられるのでつま先の違和感におすすめです。
ヒールの高い靴などはつま先にかかる負担も大きくなるので、是非お試しあれ!

◆かかとが痛い!
◆歩くとかかとに響く!

*パーティーフィート ジェルヒールクッション
かかと部分に合わせて使用するインサートです。クッション性があり、歩く時の衝撃をやわらげてくれます。
ジェル状で透明なので靴を脱いだ時にも目立ちにくいのもうれしいポイントです。

◆靴が脱げやすい!(浅めの靴)
◆靴の形が合わない!


*パーティフィートフィート ジェル・スポット・クッション
ピンポイントで使えるジェルのパーツが6個セットになっています。
靴のあたりが強いところや、痛みが出やすいところなど、お好きな場所にピンポイントで使うことができます。
甲の高さに合わせるとかかとが空いてしまう・・・、サイズは合っているはずなのに幅が妙に当たる・・・など、靴はサイズも大切ですが“形”も重要ですね。
微妙なサイズ調整、形調整にもおすすめです。

*パーティーイート ジェル・ヒール・シールド
かかとの靴ズレにおすすめです。また、かかと部分が硬い靴のクッションとしても。
さらに、靴が浅く脱げやすいタイプの靴に使用するのもおすすめです。

【インサートの選び方】

1.足に合わせる
上記のように、足の具合に合わせて選ぶと良いでしょう。
必要なアイテムをピンポイントで使えるのがインサートの良いところです。
また、もともとマメやタコ、魚の目がある方は患部をフォローできるタイプのインサートを選ぶと良いでしょう。

2.靴に合わせる
靴の形によって足に強くあたる部分が違います。
そのため、靴一足ずつインサートを選ぶことをおすすめします。試着の段階や数日履いてみて、強く当たる部分、違和感のある部分があればインサートをうまく活用してみてください。

3.予防
個人の歩き方の癖により、毎度同じ部分に不具合が出る方は、あらかじめ予防のためにインサートを使うのも良いでしょう。

私は「パーティーフィート ジェルアーチクッション」を愛用しています。仕事用に使うハイヒールは必ず使っています。私の足はやや甲高なので、甲に合わせて靴を選ぶとハーフサイズほどアップしなければいけない時があります。
こうなると、足の前すべりも気になり、足裏に変な力が入ってしまいます。
痛み緩和のためにも、アーチを保持するためにもこのインサートはかなり重宝しています。洗って繰り返し使えるのもうれしいですポイントです。「おしゃれは我慢!」はもう昔のことなのかもしれませんね。
かゆいところに手が届くインサート、是非みなさまも活用してみてください。
ほんのちょっとのことで、おしゃれは何倍も楽しくなります!

また近々おあいしましょう。
ごきげんよう。 


筆者:清澤 舞(きよさわ まい)
美容トレーナーとしての活躍中のビューティ&ヘルスケアのスペシャリスト。 キャリアは、美容皮膚科、化粧品メーカー、化粧品の処方開発、美容専門学校講師、ヘア&メイクアップなど多岐。 美容理論を分かりやすく伝え、美容初心者から専門家までファンが多い。フットケアや足全般の知識も豊富で、ドクター・ショールの「フットニスタ」としてコラムを執筆中。(※フットニスタ=足のケアのエクスパート)

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