フットニスタ、清澤の
「しあわせな、あし」 日記
2023/07/31
素足の季節到来!カチコチかかとのお手入れ*緊急編*
健康と美容は一日にして成らず。
私は、常々こう思っています。
こればっかりは、飛び級はできません。
しかし!誰しも急な出来事はあるものです。。
・いざ、おでかけ!サンダルファッションを楽しみたいのに、かかとがガザガザ!
・急なお誘い!海やプールのレジャー!あと3日でかかとのお手入れは間に合うの??
などなど。
こんな時、諦めなくても大丈夫です!
今日は、第一回コラムの「素足の季節到来!カチコチかかとのお手入れ」の緊急編です。
いかに短期間でかかとのお手入れをするのか?
緊急度別のお手入れ方法をおはなししましょう。
ぜひ、お付き合いくださいませ。
1:【緊急度★】かかとのお手入れ 3日間コース
-お風呂タイムのピーリング+たっぷり保湿-
3日間あれば、ある種、かかとケアの正攻法で挑むことができます。
かかとケアの正攻法は角質ケアと保湿です。
もちろん、これを日々、丁寧に積み重ねていくのが理想ですが・・・
なにしろ急ぎたい!そんな時は、角質ケア+保湿を超効率良く、早送り再生のイメージで行います。
ポイントはお風呂タイムを応用することです。
浴室は湿度が高いので、角質ケアがしやすく、肌を痛めにくいのです。
お手入れ方法は簡単です!
<用意するもの>
・ピーリングソープ または スクラブソープ
・かかと用保湿クリーム
<お手入れ方法>
1:身体(足)をあたためましょう。
湯船で身体をあたためるか、フットバスの要領で洗面器にお湯を張って足をあたためます。
2:洗面器にお湯を入れ、その中でピーリングソープやスクラブソープなどを泡立てましょう。そこに足を入れて3分~5分ほど浸します。
3:その後、ボディブラシやタオルを使って洗いあげましょう。
4:お風呂から上がったら保湿クリームをたっぷり使って仕上げましょう。
保湿用のナイトソックスなどがあれば尚良しです。
この方法で、3日間を続けてお手入れすれば、緊急対策とはいえ、ふっくら・しっとり・すべすべのかかとが、きっとよみがえりますよ!
2:【緊急度★★】かかとのお手入れ1日コース
-お風呂タイムのピーリング+かかと用やすり-
1日しかないなら、もう角質はダイレクトに「削り」ましょう。
ここで言う1日とは「一晩」のことです。
明日のおでかけを諦めたくない!そんな時におすすめのお手入れです。
これは、先述の3日間コースを更にショートVer.で行います。
ポイントになるのは、かかと用やすりです!
<用意するもの>
・ピーリングソープ または スクラブソープ
・かかと用やすり
・かかと保湿クリーム
<お手入れ方法>
1:身体(足)をあたためましょう。
湯船で身体をあたためるか、フットバスの要領で洗面器にお湯を張って足をあたためます。
2:洗面器にお湯を入れ、その中でピーリングソープやスクラブソープなどを泡立てましょう。そこに足を入れて3分~5分ほど浸します。
3:その後、かかと用やすりでかかとの角質をケアしましょう。
★ここが、3日間コースとの違いです!
3日間、悠長に角質をふやかす余裕がない時は、丁寧にやすりを使いましょう!
これで、いっきにカチコチかかとの角質とサヨナラできます!
4:お風呂から上がったら保湿クリームをたっぷり使って仕上げましょう。保湿用のナイトソックスなどがあれば尚良しです。
何と言ってもポイントは「やすり」です。
“やさしく、でも大胆に”この絶妙なバランスはやはりかかと専用やすりのなせる業です。
緊急時は素直にアイテムに頼るのもアリですね。
3:【緊急度★★★】かかとのお手入れ30分コース
-足用保湿パック+かかと用やすり-
ポイントは、「ディープな保湿」です。
おでかけ30分でカチコチかかとをお手入れするには、ディープな保湿によってかかとを一気に柔らかくして、かかとのカチコチ部分、ささくれ部分、ひび割れ分を“なだらか”にすることが精一杯です。
しかし、これさえできれば、サンダルファッションも、人前で裸足になることがあっても、まず見た目にはセーフ!というレベルまでは持っていけるでしょう。
<用意するもの>
・足用保湿パック
・かかと用やすり
・保湿クリーム
<お手入れ方法>
1:足を清潔にして、足用保湿パックを使用しましょう。
保湿パックは、スポッと履くタイプ、かかとを包むように貼るタイプなど色々あります。
使いやすいものを選びましょう。
利用時間は、商品の説明書に記載の内容を守りましょう。
※緊急時に「そんな便利な物、持ち合わせていない!」という方は、フットバスなどで足をあたためたあと、保湿クリームをたっぷり塗り、料理用ラップでかかとをしっかり包んで靴下を履きましょう。このまま20ほど。これでOK!
2:保湿パックを終えたら、かかと用やすりで優しく角質ケアをしましょう。
この時のポイントは、ガリガリと無理に削らないこと!
あくまで応急処置ですから、特にカチコチが目立つ部分、ささくれが目立つ部分のみを、見た目に目立たない程度に整えましょう。
コツは欲張らないこと。急場のケアはこれでOK!
さて、いかがでしたでしょうか。夏は素足の機会も多くなります。
夏のおしゃれ、夏のレジャーなど、たのしいことと裸足を常にセットです!
慌てなくてすむように日々のお手入れをしておきましょうね。
もう一度、申しましょう。
【健康と美は一日にして成らず!】
きれいなかかと、なめらかなかかとで夏の裸足ライフを楽しみましょう。
また近々お会いしましょう。
ごきげんよう。
筆者:清澤 舞(きよさわ まい)
美容トレーナーとしての活躍中のビューティ&ヘルスケアのスペシャリスト。 キャリアは、美容皮膚科、化粧品メーカー、化粧品の処方開発、美容専門学校講師、ヘア&メイクアップなど多岐。 美容理論を分かりやすく伝え、美容初心者から専門家までファンが多い。フットケアや足全般の知識も豊富で、ドクター・ショールの「フットニスタ」としてコラムを執筆中。(※フットニスタ=足のケアのエクスパート)