フットニスタ、清澤の
「しあわせな、あし」 日記

2024/01/31

素敵な一年は足元から! ~足と靴のルーティン~

フットケア

みなさま、ごきげんよう。
フットライフは順調でしょうか?

さあ、気持ちも新たに2024年!
今回は新年はじめのコラムです。
素敵な一年にするための「足と靴のルーティン」を一緒に見ていきましょう!

1:健康は足元から! ~インソールで健康な足づくり~

足元の健康を失うと、身体の健康、ひいては健康寿命をも脅かすことをご存じですか?
ロコモティブシンドロームは、骨・筋肉・関節などの運動機能の低下だけの問題ではありません。
このような運動機能の低下は、移動範囲が狭くなる→こもりがちになる→精神的影響→寝たきり生活・・・と健康寿命にも大きく影響が出るわけです。
今や、寝たきり生活の一番の原因は運動機能の低下なのだそうです。
ポジティブで健全な精神のためにも、私達は「歩ける足」を大切にしなければいけないのです。

ロコモティブシンドロームは30代後半くらいから症状が出始める方もいるそうです。
そして40代になればほぼ確実に変化が訪れます。
決して未来の話でも他人事でもないですね。

では、ロコモティブシンドローム予防に有効な足元のケアとは何なのでしょう?
ズバリ!毎日、正しく歩くことです。
そして、正しく歩くためにはインソールの活用です!

インソールについては以前にもご案内させていただきましたね。
少々復習をしておきましょう。

【健康な足のためのインソール・メリット3選!】

1:支える
足の裏にかかる体重分散を正しいバランスに整えてくれます。
正しい体重分散は、【かかと50%/つま先50%(親指側25%・小指側25%)】です。
偏りなく立つこと、その姿勢で歩くことは健康のための最大のポイントです。

2:リード
歩く時、走る時のかかとからつま先への体重移動をスムーズにします。
正しい体重移動は膝や足首などの関節の動きを助けます。

3:予防
立ち方、歩き方の癖を予防します。
身体に偏りができると健康に影響が出ます。
特に、土踏まずのアーチ。これは重要です。
土踏まずのアーチをキープするためにもインソールは活躍してくれます。

インソールを活用して正しく立つこと、正しく歩くこと。
これを習慣化することで、今年も健康な足元をキープしましょう。

2:靴は名刺代わり!?【靴を長持ちさせる方法】


靴がきれいな方は問答無用で好印象ですね。
個人的に私は、靴のお手入れが行き届いている方も見ると、それだけで信頼に値します。
今年出会う全ての人に良い印象を持ってもらえるよう、「靴のお手入れ」をルーティンにしてみませんか?

【靴をキレイに履く「お手入れルーティン」5選!】

1:濡れ防止
雨や水は靴を傷ませてしまう大きな原因です。
雨の日には水に強い素材の靴を履きましょう。
防水スプレーを使うのも良いですね。
そして、濡れてしまったらすぐに拭いて乾かしましょう。

2:除湿
靴を1日履いていると、足にはおおよそコップ1杯分の汗をかきます。
それを靴内部に染みたままにしておくと、靴の傷みは加速します。
1日履いた靴は除湿をしましょう。
除湿ができるインソールもおすすめです。

3:サイズを合わせる
靴の中で足が遊んでいると靴は余計なシワができたり、負荷がかかり傷みも早くなります。
自分の足に合った靴を選ぶこと、そして微妙な調整はインソールも活用してみましょう。

4:靴のローテンション
一足の靴を履きつぶすまで履く方もいるかもしれません。
しかし、靴の型崩れを防ぎ、きれいな状態で長持ちさせるには何足かをローテーションすると良いでしょう。
実は、同じ靴を連続して履いていると、その靴に合わせて立ち方、歩き方にも癖や偏りが出てしまうのです。
それがタコ、うおの目に発展したり、腰痛を感じる方もいます。
靴をキレイに履くためにも、健康のためにも今年は靴のローテーションをしてみましょう。

5:新品の時に対策
靴が傷んでから慌ててお手入れをしても、“時すでに遅し”です。
新品の状態の時に対策しましょう。
では、どのような対策をすれば良いのでしょう?
それは、先述の「お手入れルーティン」です。
【防水】【除湿】【インソール】【ローテーション】などなど、これらは全て“転ばぬ先の杖”なのです。
まずは、お手持ちのお気にいりの靴から始めてみませんか?

いかがでしたでしょうか。
足の健康や靴のお手入れは、ひとりひとりの体(たい)を表す大切な要素です。
しかし、ついつい後回しにしたり、見て見ぬふりをしてしまう方もいるかもしれませんね。
だからこそ差がつくのです!

今年は、一人の大人として「足元」に目配り・気配りができるようになりたいですね。
みなさま、今年も一緒に素敵なフィットライフを目指しましょう。

今日はここまで。
また近々お会いしましょう。
ごきげんよう。


筆者:清澤 舞(きよさわ まい)

美容トレーナーとしての活躍中のビューティ&ヘルスケアのスペシャリスト。 キャリアは、美容皮膚科、化粧品メーカー、化粧品の処方開発、美容専門学校講師、ヘア&メイクアップなど多岐。 美容理論を分かりやすく伝え、美容初心者から専門家までファンが多い。フットケアや足全般の知識も豊富で、ドクター・ショールの「フットニスタ」としてコラムを執筆中。(※フットニスタ=足のケアのエクスパート)

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