フットニスタ、清澤の
「しあわせな、あし」 日記
2023/06/28
みなさま、毎日きもちよく歩いていますか?

みなさま、毎日きもちよく歩いていますか?
両(もろ)の足で大地を、水を、感じていますか?
足のこと、どのくらい考えていますか?知っていますか?
足は常に私達の身体を支え、移動手段となり、触覚となりライフワークの中心になっています。
このコラムでは、そんな「足」のことをみなさまと一緒に考えていけたら…
私達からの情報発信や提案の場であるとともに、みなさまとのコミュニケーションの場でありたいと思っています。
あし?足?脚?
みなさまは「あし」と聞いて、どの漢字を真っ先に思い浮かべますか?
「脚」でしょうか?
「足」でしょうか?
それとも「肢」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうか?
これらは、どの部分を指すのかによって違います。
- 脚:太ももの付け根からつま先まで
- 足:足首から下の部分
- 肢:胴体からわかれた部位。主に四足歩行の動物に使われる。
これだけ細かく漢字が分かれるくらいですから、そこに奥深さを感じるのは私だけでしょうか?
すべてのカギは「二足歩行」!?
さて、みなさま。
こんなお悩みがありませんか?
- 脚・足が重い
- 脚・足がむくむ
- 痛む
- 外反母趾
- 踵や足裏の角質肥厚
- ムレによるかゆみ
- におい
- ムダ毛
- 膝、脛のくすみ
などなど。
これ、全部、「二足歩行」が原因かも・・・?
と考えたことはありますか?
そうなのです。
足について考える時、私達人間が「二足歩行」であることは欠かせないパズルピースなのです。
今日はまず、ここからお話ししていきましょう。
さて、改めてみなさま。
私達人類が二足歩行をはじめたのはどのくらい昔なのかご存じですか?
答えは【数百万年以上】も昔のことだと言われています。
これを聞けば、誰しもが昔のことだと思うことでしょう。
しかし、生物が陸に上がって生活を始めたのは3億年前と言われているので、四足歩行の歴史に比べると、二足歩行の歴史はまだまだ浅いのです。
二足歩行の歴史は四足歩行の歴史の半分以下です。
そのため、見方によっては、私達の二足歩行はまだまだ未熟かつ未完成とも言えます。
「未熟?未完成?どういうこと?」と思うでしょうか?
よくよく想像してみてください。
実は、二足歩行はとても難易度が高いのです。
まず、生まれてすぐの赤ちゃんが二本足で歩くことはできません。
筋力や体幹などが整うまでは到底無理です。
そして大人になっても、二足歩行は転ぶリスクも高く、また、長時間の歩行や立姿勢でひどく疲労を感じることもしばしば。
それくらい難易度が高く負担もかかるわけですから、当然加齢とともに不具合も生じてきます。
そして時には、足特有の病気になることもあります。
このような「疲労」「負傷」「不具合」「病気」こそ二足歩行だからこそのリスクなのかもしれません。
意識は健康から美容へ
そして今、私達の足は、立つ・歩くなどの身体の機能や道具としてだけではなく、美容の面で気を遣う方も増えてきています。
実はこれも二足歩行だからこそのお悩みです。
二足歩行により脚も足も負担がかかるため、くすみ、外傷、角質肥厚など、見た目の問題も大きくなります。
より美しく、ファッショナブルであるためにも「脚」・「足」というパーツは欠かせません。
いかがでしょうか?
では、今日のおさらいもふくめて。
脚・足に関するお悩みは、ほんの少し「脚」や「足」について考えるだけでも…
- 重い
- むくむ
- 痛む
- 外反母趾
- 踵や足裏の角質肥厚
- ムレによるかゆみ
- におい
- ムダ毛
- 膝、脛のくすみ
などなど、いろいろあります。
思い当たる方、いらっしゃいますね?
みなさまはこれらのケアをしていますか?解決できていますか?
今後は、このような脚と足の健康と美容について、みなさまのお役に立つ情報発信やお手入れのご提案をしていきます。
人生の充実も健康も美の追求も「脚」と「足」からです。
みなさま、是非、一緒に気持ちの良い“あしライフ”を送りましょう。
筆者:清澤 舞(きよさわ まい)
美容トレーナーとしての活躍中のビューティ&ヘルスケアのスペシャリスト。 キャリアは、美容皮膚科、化粧品メーカー、化粧品の処方開発、美容専門学校講師、ヘア&メイクアップなど多岐。 美容理論を分かりやすく伝え、美容初心者から専門家までファンが多い。フットケアや足全般の知識も豊富で、ドクター・ショールの「フットニスタ」としてコラムを執筆中。(※フットニスタ=足のケアのエクスパート)